コラム

2021.11.11

【経理代行】フリーランスでもできる?税理士との違いや導入のメリットを解説!

経理業務は、企業や事業にとって、毎月の収支を把握する上で重要な業務です。そのため、専門知識を持った人員が処理の担当をします。

しかし、専門知識を持った事務員が居なかったり、社内の事務処理が追いつかないことも少なくありません。

本記事では企業の経理業務を効率化する、経理代行について解説します。混同士がちな税理士との違いにも触れるので是非参考にしてください。

目次

    経理代行とは

    経理代行とは、経理業務を代行するサービスのことです。混同しやすい言葉に「記帳代行」「給与代行」がありますが、経理代行は経理業務全般をさすため、これらは経理代行の一部になります。

    経理に関する業務をすべて委託する場合は、経理代行サービス、経理業務の中の1部を委託する場合は記帳代行などにあたるということです。

    経理代行の業務

    経理代行と税理士の違い

    経理代行が提供するサービスと、税理士が提供するサービスでは、経理業務だけで見ればほぼ大きな違いはありません。

    ただ、税理士の場合は、会計業務以外の税務業務なども対応してくれます。税務業務なども依頼したい場合は税理士への依頼となるでしょう。

    経理業務だけを代行してくれれば、社内のリソースにいくらか空きが出るという場合は、経理代行の利用で十分です。

    代行する業務の範囲

    経理代行が代行する業務の範囲は、経理に関する業務全般となります。一方、税理士ではそれに加えて税務業務なども依頼可能です。

    代行する業務の範囲でいえば、税理士の方が広く対応してもらえるといえるでしょう。

    よりピンポイントに会計ソフトを使った記帳のみを依頼したい場合は、記帳代行も利用できます。

    税理士には税務相談ができる

    税理士には税務相談ができるのが税理士の最もたる魅力です。

    節税対策や、税務調査への対応、確定申告などの相談を包括して依頼することができます。

    税務関係の処理に疎いという方は、税理士に経理面も代行してもらうと良いでしょう。

    コスト面は税理士の方が高額

    税理士に経理代行を依頼するには高額なコストがかかります。

    経理代行は、経理業務のみを提供しており、税金に関する業務を請け負うことができない場合が多いため、税理士よりも安くでサービス提供できるのです。

    安価な料金で経理業務のみを委託するよりも、税務関係も委託したいという方は、税理士に委託する方が良いでしょう。

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    経理代行を導入するメリット

    コスト削減ができる

    経理代行を利用すると、社内に経理担当の人材を雇うときと比べてコストを抑えることができます。

    経理代行を利用する1ヶ月の料金が20万円程度だとして、社内に経理担当の人材を雇うのには給与から福利厚生費、オフィスの賃貸料など、5~60万円程度それ以上のコストがかかることがほとんどです。

    その点、経理代行は社内の経理担当と同等の業務を請け負ってもらいながら、低コストに済むのはメリットです。

    コア業務に集中できる

    経理代行を利用することで、本来集中すべき、コア業務に集中できます。企業によっては、経理担当者がおらず、経営者や一般社員が経理業務を行っているケースも多々あります。

    しかし、そうすると本来集中すべきコア業務をおろそかにしてしまったり、業務効率を下げてしまったりすることになりかねません。

    経理業務を利用すれば、経理に関することはすべて依頼できるので、これまで経理業務に回していたリソースをコア業務に配分することができるようになります。

    ミスを事前に防げる

    経理業務には、簿記や法律の専門知識が必要なため、素人が経理業務を行うとミスを発生させやすくなります。

    経理に関する業務は、ミスなく行わなければ、後々の収支が合わなくなる可能性もあるので非常に重要です。

    経理代行は、経理のプロが業務を行うことになりますので、ミスやリスクを事前に防ぐことができると言えるでしょう。

    経理代行を導入するデメリット

    依頼にコストがかかる

    経理代行に依頼するには毎月の契約料が必要です。単発でピックアップした業務のみを行ってくれる場合もありますが、殆どの場合、指定された契約期間があるでしょう。

    当然ながら経理代行へ依頼のコストがかかるので、記帳のみを依頼するなど、ピックアップした業務のみを依頼するならば、そのようなサービスを検討する方が良いかもしれません。

    社内にノウハウが蓄積されない

    経理代行は、経理に関するノウハウはずっと社内に蓄積されないままになります。

    なぜなら、アウトソーシングサービスのようなもので、完全に経理に関する業務を外部に委託する形になるからです。今後社内で経理を行う場合は専門人材を雇わなければなりません。

    経理代行はフリーランスでもできる?

    経理代行はフリーランスでサービスを提供している方もいます。ただ、企業がフリーランスの経理代行に依頼する場合は、仲介サイトを通してやり取りをしなければならないため、コミュニケーションがスムーズに進まない可能性があるので注意が必要です。

    ただ、場合によってはSNSなどから直接依頼ができる場合もあるので、フリーランスと契約をしたいという場合は、そのようなツールで探してみるのも良いでしょう。

    経理をラクにするならKANBEIへ

    経理業務は、一見社内のお金の出入りを記録するものだと言えば、簡単に思われがちです。

    しかし、一般的な経理と合わせて法律的な知識も必要なため、素人での対応ではミスを多発させてしまう可能性があります。専門家に依頼をした方がリスクを防ぐことができると言えるでしょう。

    KANBEIでは、経理代行やそれに付随した記帳代行システムを提供しています。社内のリソースだけでは十分に経理業務が回せていない方、是非ご相談ください。

    まとめ

    経理代行のポイント

    • 経理代行とは、経理業務全般を委託できるもの
    • 社内の人材コスト削減や業務効率化につながる!
    • 税理士との違いは、税務業務ができるかできないか

    経理代行は、税務業務以外の経理業務全般を請け負うことができるサービスです。

    税理士に依頼するほど税務関係の処理には困っていないという方であれば、経理代行を利用するだけで、十分業務効率化に繋がるでしょう。

    ただ、依頼コストがかかったり、社内にノウハウが蓄積されないというデメリットも有りますので、様々なサービスを比較し、どのサービスを利用するのが良いのか、検討する必要は有りそうです。

     

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