コラム

2021.09.28

経理代行サービス5選を内容や費用相場で徹底比較!

経理業務は領収書整理や給与計算など、労力がかかる作業が多くあります。しかし、経理代行などのアウトソーシングを利用すればコア業務への集中が可能です。

様々な経理代行サービスがある中、サービスごとの違いや費用面が分からないという方も多いでしょう。

そこで本記事では、経理代行のサービス内容や費用相場、おすすめの経理代行を解説していきます。5社比較もあるのでぜひ参考にしてください。

目次

    経理作業に関する懸念点

    個人事業主や中小企業では、経営者や社員の誰かが経理を担当するケースが多く専門知識の必要性から、下記の懸念があります。

    • 慣れるまで時間がかかる
    • 専門知識がなければ処理できない業務がある
    • 教育体制を整える必要がある
    • 不正行為の心配がある

    経理作業に関する業務に時間が取られてしまい、コア業務に支障が起きるようでは意味がありません。

    そこで、経理代行サービスを導入し、経理作業をアウトソーシングしてみてはいかがでしょうか。コア業務への集中に繋がります。

    経理代行サービスとは

    経理代行サービスは、記帳代行、請求書事務、給与計算、振込作業など、会社の経理業務を請け負ってくれるアウトソーシングサービスです。
     

    経理代行サービスを導入することで、専門性の高いスタッフの対応となり、質の高い経理業務をアウトソーシングすることが可能となります。

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    変わります!

    ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
    専門コンシェルジュがさらに詳しく機能や導入方法についてご説明いたします。

    経理代行サービスの内容

    記帳業務

    経理代行サービスの記帳業務は、自社で行うべき金融取引の記録を、代わりに行ってくれるサービスです。

    領収書、請求書、通帳のコピーなど必要な書類を渡すだけで記帳業務の代行が可能となり、領収書や会計ソフトへの入力の手間が省けます。

    給与計算

    雇用している従業員がいる場合、毎月人数分の給与計算が必要です。会社への不信感につながるため、シビアな計算となります。

    経理代行サービスの給与計算は、タイムカードを提出し、正確な給与計算を出してもらうことが可能です。

    売掛金や買掛金の管理

    商品取引の支払い方法の一つである掛取引は、多くの企業で行われています。債権や債務に関わるため、厳重な管理が必要です。

    売掛金には時効があるためきちんと管理していないと回収できず、損をしてしまいます。プロに任せることで、管理の手間を省きましょう。

    決算処理に関する業務全般

    経理代行サービスでは、決算仕訳の入力、決算書や税務申告書などを作成する業務も、依頼可能なケースがあります。

    記帳代行と同様、請求書や領収書、また通帳のコピーなどを預けて、1年分の決算処理に関する業務を代行してもらうことが可能です。

    年末調整

    年末調整は、11~12月にかけて行う年間の源泉所得税を計算する作業ですが、正しく行うためには次の知識が必要になります。

    • 源泉所得税(所得税法)
    • 年末調整(所得税法)
    • 住民税(地方税法)
    • 社会保険(健康保険法、厚生年金保険法、介護保険法など)
    • 雇用保険(労働保険など)

    年末調整を経理代行サービスに委託することで、年末の繁忙期に少しでも作業の軽減に繋がります。

    経理代行サービスの費用相場

    経理代行サービスの料金相場は、経理業務全般を依頼すると3万円程度とされています。しかし、依頼する内容や量にもよるため、注意が必要です。

    また、仕訳数が決まっているプランや、従量制で頼んだ分だけ加算されるプランなど、各サービスにより様々な料金設定があります。

    経理代行サービスの相場は一概にいくら、と示すことはできません。導入時は、複数社に問い合わせてみるとよいでしょう。

    経理代行サービス5選を比較

     

    月額料金

    特徴

    Wheat Accounting

    30,000円~

    ・経理業務の一括代行

    ・専属のコンサルタント付き

    Smart 経理

    150,000円~

    ・依頼する作業内容により料金が変動

    ・チーム制で経理業務をサポート

    Merry Biz

    個別見積り

    例:仕訳代行100,000円~

    ・全国900名以上のバックアップ体制

    ・幅広い数の対応会計ソフト

    HELP YOU

    90,000円~

    ・アシスタントの稼働時間30時間/月を

    好きに使用できる

    ・継続度97%

    出典:HELP YOU

    KANBEI

    16,500円

    (オフィス、店舗向けプラン)

    ・クラウド会計ソフトfreeeに特化

    ・KANBEI SaaSによる自動コスト診断

    Wheat Accounting

    Wheat Accountingは、経理全般の業務を一括代行してくれるサービスです。専属のコンサルタントが付き、安心してまかせることができます。

    また、税理士のマネジメント体制のもと経理業務が行われるため、記帳業務を行うスタッフも、一定以上のスキルを保有しています。

    企業の状況に応じてカスタマイズしたプランを提案してくれ、その都度ニーズに合わせた柔軟なプランでの導入が可能でしょう。

    運営会社

    株式会社Wheat

    月額料金

    30,000円~

    サービス内容

    ・経理代行サービス

    ・給与計算

    おすすめする企業

    経理業務を一括してアウトソーシングしたい方

    ▶公式サイトはこちら

    Smart 経理

    Smart経理は、クラウドサービスを活用した経理代行サービスです。クラウド活用で遠隔でもスピーディな対応を可能にしています。

    必要書類をスキャンするシンプルな作業だけで利用することができ、代行依頼さえも手間をかけません。

    複数人による経理スタッフが経理業務をサポートするチーム制を採用しており、初めて経理代行サービスを導入する場合でも安心です。

    運営会社

    株式会社M&Tコンサルティング

    月額料金

    150,000円~

    サービス内容

    ・クラウドの経理代行サービス

    おすすめする企業

    細かい作業依頼をしたい方

    ▶公式サイトはこちら

    Merry Biz

    Merry Bizは、仕訳入力や経費精算などの日常的な経理業務から、決算や会計ソフトの導入まで、幅広い対応が可能です。

    簿記2級以上の経験豊富なプロのスタッフが対応するため、安心してまかせることができます。

    また、マネーフォワードクラウド会計、クラウド会計ソフト freee、弥生会計など、多種多様な会計ソフトに対応しているので安心です。

    運営会社

    株式会社メリービズ

    月額料金

    個別見積り

    サービス内容

    ・バーチャル経理アシスタント

    おすすめする企業

    既に導入している会計ソフトに対応してほしい方

    ▶公式サイトはこちら

    HELP YOU

    HELP YOUは、経理を含めたバックオフィス業務全般の代行を依頼することができ、顧客企業の継続度97%を誇っています。

    (出典:【調査】経理代行の費用相場とは? 気になる業務別の目安

    1ヵ月あたり30時間まで代行を依頼するアシスタントの使用が可能です。希望の業務時間で割り振りができるため、無駄なく使えます。

    基本はオンライン対応ですが、各書類のスキャンやファイリング、整理、郵送などはオフラインでの対応も可能です。

    運営会社

    株式会社ニット

    月額料金

    90,000円~

    サービス内容

    ・オンラインアウトソーシングサービス

    おすすめする企業

    細かい作業内容を組み合わせて依頼したい方

    ▶公式サイトはこちら

    KANBEI

    KANBEIは、クラウド会計ソフト「freee」とオンライン秘書サービス「nene」などを利用した記帳代行サービスです。

    状況に合わせて選択できる3つのプランがあるので、個人事業主から大企業まで幅広い規模の経営者様におすすめです。

    また、経理面を把握したうえで適切なコスト削減を提案してもらえる「KANBEI SaaS」を利用することで、お店や企業の経費を見直すことができます。

    運営会社

    株式会社Wiz

    月額料金

    16,500円

    (オフィス、店舗向けプラン)

    サービス内容

    ・freeeに特化した記帳代行サービス

    ・「コスト診断」が可能なKANBEI SssS

    おすすめする企業

    経理業務の代行だけでなく、社内のコストを見直したい方

    ▶公式サイトはこちら

    経理代行サービスを導入する時の注意点

    依頼できる業務範囲を把握しておく

    経理業務の範囲はとても広いので、依頼時にどこまでの業務代行が可能なのか、把握しておく必要があります。

    サービスによっては、代行可能な業務に限りがある場合や、オプションとなり追加料金が発生する場合があるため、注意が必要です。

    代行したい業務範囲を依頼前に明確にし、内容に合った経理代行サービスに依頼することをおすすめします。

    親切かつ積極的に内容を提案する業者と契約する

    経理業務をアウトソーシングすることは、必要書類の受け渡しなど、代行スタッフと最低限のやり取りが発生します。

    やり取りにラグが生じたりコミュニケーションが取りづらいと代行業務がなかなか進まず、代行しているのにコア業務に集中できません。

    公式サイト内の従業員紹介ページや、口コミをチェックするなどし、しっかりと確認しましょう。

    専門的な知識があるかどうか複数業者で比較する

    専門的な知識や実績のあるスタッフが在籍する経理代行サービスは、経験が豊富なため、安心してまかせることができます。

    特に、決算申告は税理士にしか依頼ができません。税理士がスタッフにいない場合、「違法サービス」の可能性が高く注意が必要です。

    こうしたサービスの場合、業務の正確さが欠け、情報漏洩などリスクも高くつきます。複数業者と比較し、信頼できるサービスを選びましょう。

    例外的な業務に対応してくれるか確認する

    経理代行を継続的に利用していく中で、他の業務にも対応してほしいと感じることがあるはずです。

    サービスの質がよくないと、最初に契約した内容でしか対応してくれず、途中の変更が効かないこともあります。

    例外的な業務にも対応可能なのか、また依頼範囲はどこまでなのか、事前に確認しておくことがおすすめです。

    経理代行サービスを導入するならKANBEIへ

    経理代行サービスを導入することで、空いた時間をコア業務に充てるなどの有効活用をすることができるでしょう。

    自社のニーズに合わせた作業を行ってくれるサービスを利用するためには、まずはサービス内容をよく理解することが大切です。

    KANBEIでは、無料お問い合わせを実施しております。コンシェルジュが機能や導入方法をご説明しますので、お気軽にお問い合わせください。

    会計業務の「常識」が
    変わります!

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